Javaはアプリ開発から業務用システム開発まで幅広く使用されているプログラミング言語です。

某求人検索エンジンが発表した「プログラミング言語別平均年収ランキング」によれば、Javaエンジニアの平均年収は552万円であり、主要7言語のうち6位だそうです。1位のScalaの平均年収は626万円と、70万円もの開きがありました。このデータを見るとJavaエンジニアの平均年収は低い印象を受けますが、必ずしもそうとは言い切れません。

Javaはその汎用性の高さから、企業の基幹システムや大規模な開発プロジェクトに使用されており、求人数は他に比べ圧倒的な数です。そのため、少しでも人材を増やそうと未経験可を謳う求人もあり、単価の安い仕事から高い仕事まで様々な求人があります。結果的として、収入状況にも個人差が発生するのです。

他のプログラミング言語との共通点の高さや、OSが変わっても使用できることから、Javaエンジニアへのニーズは今後も拡大が予想されます。市場価値を高め、さらなる年収アップを狙うのであれば、他言語の習得が期待されるでしょう。

実際の開発現場において、1つのプロジェクトの中で複数のプログラミング言語が用いられることは珍しくありません。そのため、ScalaやPythonといった他のプログラミング言語を使用できるJavaエンジニアは、必然的にニーズも高まります。

Javaは他のプログラミング言語に共通する要素が多いことから難易度はやや高いですが、その分習得すれば他のプログラミング言語はスムーズに習得できるでしょう。多言語を操れるようになると、Javaエンジニアの年収アップにも期待できます。